利用例と料金計算方式
あなたの選べる料金計算方式は?
● Case1.「本をスキャンして、社内で共有閲覧したい」
方式 | 計算の基準となる数 |
---|---|
Ⓐ | 複製・譲渡・送信数 |
Ⓑ | 閲覧(アクセス)数 |
Ⓒ | 閲覧端末数 |
Ⓓ | 閲覧可能者係数 |
閲覧可能者係数Ⓓでは、実際にファイルにアクセスできる閲覧可能者数をダイレクトに乗ずることはいたしません。アクセスできる人数に応じてJCOPYが指定する係数を用います。
- 〝出版物を電子化する!〟から出発します。
- 閲覧するだけで譲渡も送信も行いませんので、〝いいえ〟に進みます。
- 閲覧するのは社内(社員)だけなので、〝いいえ〟に進みます。
- 一人で閲覧するのではなく〝複数名による共有閲覧〟ですので、〝はい〟に進みます。
⇒ 計算方式ⒷⒸⒹのどれかを選択できます。
● Case2.「雑誌の記事をスキャンして、お客にメール添付で送信する」
方式 | 計算の基準となる数 |
---|---|
Ⓐ | 複製・譲渡・送信数 |
Ⓑ | 閲覧(アクセス)数 |
Ⓒ | 閲覧端末数 |
Ⓓ | 閲覧可能者係数 |
- 〝出版物を電子化する!〟から出発します。
- お客に送信するので、〝はい〟に進みます。
⇒ 計算方式Ⓐが適用されます。
● Case3.「スキャンしたデータをサーバにアップロードし、社外スタッフに閲覧させる」
※不特定多数が閲覧できるサーバへのアップロードは許諾の対象外です。
方式 | 計算の基準となる数 |
---|---|
Ⓐ | 複製・譲渡・送信数 |
Ⓑ | 閲覧(アクセス)数 |
Ⓒ | 閲覧端末数 |
Ⓓ | 閲覧可能者係数 |
- 〝出版物を電子化する!〟から出発します。
- 閲覧だけで、譲渡・送信はしませんので、〝いいえ〟に進みます。
- 社外スタッフに閲覧させますので、〝はい〟に進みます。
⇒ 計算方式ⒷかⒸのどちらかを選択できます。
● Case4.「Case1.で既に利用料を支払い、許諾を得て作成した電子ファイルを、今度はファイル共有フォルダにアップロードし、取引先にダウンロードしてもらう」
※共有フォルダ内のファイルを直接開くことは不可能とし、ダウンロード完了後は共有フォルダ内のファイルを削除することが利用の前提となります。
方式 | 計算の基準となる数 |
---|---|
Ⓐ | 複製・譲渡・送信数 |
Ⓑ | 閲覧(アクセス)数 |
Ⓒ | 閲覧端末数 |
Ⓓ | 閲覧可能者係数 |
- 内部複数名による閲覧目的の電子化には許諾を得ていますが、今回は新たな利用ですので再度〝出版物を電子化する!〟から出発します。
- 複数の取引先によるダウンロード(複製)を目的としたアップロード(複製)ですので、〝はい〟に進みます。
⇒ 計算方式Ⓐが適用されます。
では、いくらになるの?
● Case1.「本をスキャンして、社内で共有閲覧したい」
下記のⒷⒸⒹのうち、お得な計算方式をお選びいただけます。
スキャンするページの数が5頁で、電子化する本の「電子媒体複製単価」が頁あたり150円であった場合、
Ⓑ閲覧(アクセス)数による方法:閲覧した数(ページ数)に応じた計算方式です。
複製後にアクセスログを取得していただき、仮に50回閲覧(アクセス)されていた場合、
150円×5×50=37,500円(税別)となります。
※ 最初の複製時に150円×5=750円(税別)が発生します。
閲覧(アクセス)された分だけ課金される従量制方式です。この場合、年間報告許諾方式による契約の締結と、1ヶ月または3ヶ月毎の利用報告が必要です。
Ⓒ閲覧端末数による方法:利用するPCや携帯端末等の数に対応する計算方式です。
仮に60台で閲覧する場合、
150円×5×(60+1)=45,750円(税別)となります。
申告された端末数内であれば誰が何回閲覧しても、料金は変わりません。
なお、閲覧できる機器・端末数が増加した際には、その分だけ再度許諾を得ていただく必要があります。
Ⓓ閲覧可能者係数による方法:利用する人数に応じた計算方式です。
社内の50名がアクセスできる場所に保存する場合、閲覧可能者数50に対応する係数が20ですので(使用料規程別紙2)、
150円×5×20=15,000円(税別)となります。
閲覧回数や、閲覧できる機器・端末数による追加料金は発生しません。
● Case2.「雑誌の記事をスキャンして、お客にメール添付で送信する」
計算方式Ⓐが適用されます。
スキャンするページの数が6頁で、論文(記事)一本分、電子化する雑誌の「電子媒体複製単価」が一論文あたり800円、メール送信するお客のアドレスは10件であった場合、
800円×(10+1)=8,800円(税別)となります。
ただし、お客に送るだけでなく、自社でも保存する場合は、Case1.による課金が追加されます。
● Case3.「スキャンしたデータをサーバにアップロードし、社外スタッフに閲覧させる」
下記のⒷⒸのうち、お得な計算方法をお選びいただけます。
スキャンするページの数が2頁で、電子化する本の「電子媒体複製単価」が頁あたり200円であった場合、
Ⓑ閲覧(アクセス)数による方法:閲覧した数(ページ数)に応じた計算方式です。
複製後にアクセスログを取得していただき、仮に30回閲覧(アクセス)されていた場合、
200円×2×30=12,000円(税別)となります。
※ 最初の複製時に200円×2=400円(税別)が発生します。
閲覧(アクセス)された分だけ課金される従量制方式です。
この場合、年間報告許諾方式による契約の締結と、1ヶ月または3ヶ月毎の利用報告が必要です。
Ⓒ閲覧端末数による方法:利用するPCや携帯端末等の数に対応する計算方式です。
仮に10台で閲覧する場合、
200円×2×(10+1)=4,400円(税別)となります。
申告された端末数内であれば誰が何回閲覧しても、料金は変わりません。
なお、閲覧できる機器・端末数が増加した際には、その分だけ再度許諾を得ていただく必要があります。
● Case4.「Case1.で既に利用料を支払い、許諾を得て作成した電子ファイルを、今度はファイル共有フォルダにアップロードし、取引先にダウンロードしてもらう」
計算方式Ⓐが適用されます。
スキャンしたページの数が4頁で、「電子媒体複製単価」が頁あたり150円であり、取引先が20回ダウンロードした場合、
150円×4×20=12,000円(税別)となります。